<意識高い系>




7年くらい前ことですが、僕は朝が早い仕事をしていました。早朝にケーキを配送する仕事でしたが、午前5時くらいから配送をしていました。都内をいろいろと回るのですが、その中に渋谷の店舗がありました。ですから、渋谷駅周辺を走っていたのですが、そこでいつも赤信号で停車する交差点がありました。

いつものようにその交差点で停まり、なにげなく斜め向かいの壁を見ますと、そこにはジャニーズのKis-My-Ft2の大きなポスターが貼られていました。縦2メートル横5メートルくらいのポスターです。もちろんオジサンの僕ですのでジャニーズには疎いのですが、Kis-My-Ft2の名前だけは知っていました。

当時、僕がKis-My-Ft2を知っていた理由は、メンバーの主軸である玉森 裕太くんがテレビドラマでイケメンの役をやっていたからです。それからKis-My-Ft2を気にかけるようになったのですが、交差点のポスターはとてもインパクトがありました。

これほど大々的に宣伝をするということは、裏を返せば「人気がある証拠」だからです。その後Kis-My-Ft2から「舞祭組」というユニットが生まれますが、このユニットは中居君が「Kis-My-Ft2」の目立たない3人というコンセプトで作ったとなにかで読みました。

こうした中、たまたまKis-My-Ft2に密着した番組を見る機会があったのですが、グループ内における各メンバーの立ち位置が見て取れました。中居君が「舞祭組」を作った理由を冗談っぽく「目立たなくてかわいそうだから」と話していましたが、確かに玉森君と藤ヶ谷太輔君が仕切っているように見えました。

玉森君は踊りの練習に際して「舞祭組」に属する宮田君や千賀君に厳しく接していました。このような姿を見ていますと、玉森君が傲慢そうな感じがしますが、玉森君は傲慢なのではなく「プロ意識が高い」のです。それ以来、玉森君に注目していたのですが、今クールのドラマでキムタク主演の「グランメゾン東京」に出演しています。

すでにドラマで主演を務めたことがある玉森君ですが、今回キムタク主演のドラマに出演することは一つの転機になるはずです。キムタクとの共演について玉森君が感想を話していましたが、馴れ馴れしくしているようでもなく、一線を画して先輩と接しているようでした。

年齢的にも経歴の上からも理想的なドラマの立ち位置のように思います。きれいな顔立ちながらも、それだけでは芸能界では生きていけないことを、この年齢で理解していることが伝わってくる玉森君でした。

玉森君と出会ったことはないけど、書いてみました。

また来週。







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