<解体業者の人>




普通の人は解体業者の人と接することはありません。僕はラーメン店とコロッケ店を2つ解体したことがありますので普通の人よりも解体業者さんと接することがあることになります。

街中で解体業者さんを見かけるとしましたら、家屋の解体です。古くなった家を壊し更地にするのですが、解体も大変な作業です。おそらく働く人が少ないようで外国人の方が作業をしているのを見かけることがあります。日本は少子高齢化で人口がどんどん少なくなって労働力が足りなくなるといわれていますが、解体業者さんなどを見ていますとすでに現実になっています。

しかも、最近はその人数が増えているように思います。解体業者のトラックを運転している人が外国人というケースは少なくありません。それにしても外国に来てトラックの運転までして働いているのですから、中東の人は本当に偉いものです。(中東系の人を見かけることが多いもので…)

最初に解体業者さんと会ったのはラーメン店を廃業するときです。このときちょっとした知り合いの人の紹介で解体業者さんが来たのですが、この人が曲者でした。これは体験記にも書いていますが、解体料金がボッタクリの金額だったのです。それ以来、解体業者さんには慎重にせっしています。

ボッタクリの金額は250万円だったのですが、僕はたまたまほかの人に聞いてみました。すると、なんと50万円でやってくれたのです。もちろん手抜きなどせず完璧に工事をしてくれました。最初の業者の250万円はなんだったのでしょう。これをボッタクリと言わずになんと言いましょう。

悪質業者のひどいところは、僕が廃業することを前提にしていたところです。この業者は「店舗の保証金が却ってくるはずだから、それで払えば問題ないですよ」と話していました。悪質業者のなにものでもありません。

このような経験がありましたので、コロッケ店の時にはおおよその金額を事前に調べて置き、2社で見積りを取りました。もちろん確認するポイントもわかっていましたので無事に終えることができました。

不動産管理会社もどちらかと言いますと、良心的な業者で最後にスケルトンにした状態を見て、「あまり細かいことは言いませんので、いいですよ」と話してくれました。あとで知ったのですが、私が借りていた物件の所有者の苗字が不動産管理会社の社長と同じでしたので、社長の親が所有している物件のように想像しました。ですので、あまり細かいことを言わずに退出させてくれたように思います。

もちろん無事に保証金も全額返してもらいまいました。最初のコロッケ店では大家さんの態度が感じが悪くて嫌な思いをしましたので、感じよく退出できて満足しています。やはり、どんなことをやろうとも最後に満足度を決めるのは人です。いい人と出会ったときはよい印象で終わりますし、性格の悪い人に出会ったときは悪印象で終わります。

コロッケ店をトータルで考えますと、好印象で終わっています。このあと私は移動販売業を始めるのですが、さてさてどのような人に会ったのでしょう。お楽しみに。







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